1・ハマってから揃えるくらいでいい
- 私がパン作りを始めたのは今から20年くらい前のこと、神戸のようなパン屋さんが無くて嘆いたら主人が「自分で焼けばいいじゃない?」と、、そもそも習い事は続かないタイプの私だったからまぁ行ってみるけどどうかなーという感じだったのですが、はじめてメロンパンを焼いたときの感動を今でも思い出すくらいハマりました。月一回のレッスンが楽しみになってからはじめてパン用綿棒と食パンケースを購入。
2・手捏ねの経験が今に生きている
- 息子2人が焼きたてパンをあっという間に食べてしまうのでほぼ毎日手捏ねで400g捏ねていました。粉もいろんなものを試し、パンのきめ細やかさやモチモチ感や美味しさは粉によって全然違ってくるんだとわかりました。夏は汗だくになって冬は手を温めてからパン生地作り!技術も大事だけど気持ちが伝わるパンは急いで捏ねたら発酵過多、落ち込んだ気持ちで捏ねたら発酵不足、見事なまでに焼き上がりに差が出ることも発見。それからは捏ねている今!に一点集中!!
3・私は発酵器は3年以上経ってから購入
- パン講師試験課題で山型食パンを100本くらい焼いた時 発酵は発泡スチロールや段ボールを使って工夫していました。捏ね上げ温度、腰高丸め、ベンチタイムの環境、成形の力加減、ケース投入時の形、全ての記録しながら課題のパン焼きに没頭。今教室で発酵器を持っていない生徒様に発泡スチール発酵を勧めるのは経験上のことです
- 決して安いものではないですし場所も取るものなのでなるべく工夫をして少しずつ資金を貯めていくのも良いでしょう。
4・電気オーブンの発酵機能あれば試してみる
- ここ数年発売された比較的新しいスチームオーブンの発酵機能はかなり優秀です。前回のブログに書きましたが予熱するときは早めにオーブンから出さなければいけませんがスチーム発酵はパン生地にとってはかなりいい環境、一度試してみてください。
パン作りの道具、発酵機・捏ね機どちらが先に買えばいい?まとめ
- パン生地の状態を湿度や気候によって変化させる感覚は一朝一夕では身につきません 基礎が大切です まずは手捏ねで季節によって違うパン捏ねを経験する 発酵は失敗の回数が多いほど上達する 私の経験上パン作りはじめて半年から一年くらいたって
- パン作りにハマって、手捏ねに慣れてきて、ビニールや発泡スチロールでの発酵でパン生地の状態を調整出来る様になってから機械類を揃えていけばいいと思います
- 地道にコツコツ楽しんでパン作りをした経験は後ほど上級パンを焼く時に必ず役立ちます
よかったら参考にしてみてくださいね